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アイドルのダンスを勉強する話

読みたい、読みたいと思ってた本をようやく読了。


IDOL DANCE!!!


本書の副題は「歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい」。ぱすぽ☆やアップアップガールズ(仮)の振付師、竹中夏海さんの書いた、アイドルのダンスについての本…かと思ったら、竹中さんのアイドル愛を綴った公開ラブレターだった。読後感は良。

歌アイドルはあんまり好きじゃない僕でも、どこかで聞いたことがあった竹中夏海という名前。この本を買ったのは、アイドル関係の理屈っぽい本に飢えてたこともあったけど、やっぱり、たまたま好きになった夢みるアドレセンスの振付師だったこと、最初に行った夢アド定期公演のステージがすごく良かったこと、そしてその場で本人を見かけたことが大きかったかな。あと表紙が玉城ティナcだったのもさりげなく。

振付師なのに本を出すほど名前が知られてるってことは、その振り付けそのものに魅力があるって世間が評価してるわけで、つまり、そっち方面に疎い僕が夢アドにあっさりヤラレタのは必然でもあったわけだ。


ぱすぽ☆ 「LA LA LOVE TRAIN 〜恋の片道切符〜」

3章立て構成で、「1章 アイドルダンスの2大特徴」でアイドルのダンスの仕掛けや狙いを、例を出しながら解説。「2章 アイドルは視覚を刺激する」では、衣装や舞台などの視覚的要素を。「3章 ぱすぽ☆のダンスが出来るまで」では、実際に振付師を担当するぱすぽ☆のダンスに関わることを、そのきっかけからフォーメーションまで。

章の間に対談がそれぞれ、梶原未由さん(珍しいキノコ舞踏団)、東京女子流ディレクター&衣装担当、ぱすぽ☆の玉井杏奈cと3つ設けられているが、ページ数やその内容から言って、全体の半分はこの対談。インタビューの体裁だが、竹中さんぜんぜん聞き手に徹してなくて、竹中さんが言いたいこともこの対談にかなりつまってる。とどのつまり全6章構成みたいな感じ。

振りコピがアイドル人気に与える影響のことや、それを意識した振り付けの話なんか、ぼんやりと考えてはいたけど中の人に直接言ってもらえてどこか落ち着くような内容が多かった。驚くべき!みたいなことはそんなにはないんだけど、アイドルに興味のない人、アイドルを普段見ない人には、アイドルがステージ上でしてるダンスについての「へぇ」が満載なんじゃないかなと。


Perfume 「チョコレイト・ディスコ」

所々に良い先例としてPerfumeが挙げられてるんだけど、僕は一時期すごくハマったので、その感覚、ダンスもそうだし、視覚的なイメージの部分での魅力は共感できた。一方で、東京女子流やぱすぽ☆にはほとんど知識がないから、長所短所を解説されても「そうなんだ」くらいしかない。初版は12年12月だけど、もっと以前だったらもっと違う感想を抱けたような気がする。今のアイドルはもう完全に供給過多だから、そのこだわりにもそれほど特別感を感じなくなってるんだろう。

衣装や小道具、フォーメーション。2章の「視覚」についての部分とか、もうちょっと勉強してほしいと思うところは多いよね。提供側がここまでちゃんと考えてくれてたら幸せだろうな。「ライブ会場では視界の確保が大事」って言ってるのはすごく共感するけど、実際のライブハウスなんて地下は特に狭くて、見えないことなんてザラだから、そこでどうすんの?ってのは運営の能力を問われるよねえ、と思った。


アップアップガールズ(仮) 「アッパーカット!」

アイドル像にとらわれずにのびのびと活動してほしいという著者の考えは、現場ならではの声だと思う。もちろんそれがアイドル本人には望ましいと思うけれど、ファンはどこかで「偶像」としてのアイドルを求めてるところもあるし。

どちらかといえばダンス未経験の、アイドル好きで多少なりともアイドルの知識がある人が読むには、とても楽しい内容だと思う。また公演に行ってみたくなった。違った見方ができるかも。

奥付の著者の写真が何だかやたらかわいいのだけど、これは狙ったのだろうか。
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